遠距離恋愛に慣れてしまった末の私の恋愛感

遠距離恋愛で学んだもの

私は40代、サラリーマンです。
学生時代のことですが、私は遠距離恋愛をしておりました。九州と関西とで私が九州、彼女が関西といった状態です。お互い実家は同じ県だったのでよかったのですが、普段は離れた状態で学生生活を送っておりました。

 


学生時代、合コンなどそれなりの出会いの機会もあるものですが、私は初めてできた彼女ということもあり、そういった類のものには一切参加しておりませんでした。もちろん寂しさはありましたし、当時は今ほど通信網が発達していなかったため、 携帯電話もなく(あっても高価なものであり持っていなかった)、やり取りは時間を区切った上での固定電話でのやり取りと手紙でした。会うのは毎月1回、どちらかが飛行機で相手の下宿先にいくという方法をとってはいたのですが、電話代や飛行機代などにお金がかかり、会っても贅沢ができるような状態ではありませんでした。

 


そんな中、月日は経ち、徐々にお互い遠距離恋愛にもなれてきたころ、どうしてこんなに不憫な恋愛をしているのか、他の人はもっと楽しんでいるのにななど、自分がおかれている状況を卑下して感じるようになりました。また電話するにしても話せば話すほどお金がかかり、喧嘩の場合は最悪な状態で電話代が跳ね上がります。今で言うラインや通話料ただといったものがあればまだ良かったのかもしれませんが、当時はそういった類のものはなく、徐々に電話する回数も減っていきました。

 


結果、遠距離恋愛をしつつ、自分の今いる環境でもそれなりに遊ぶことを覚え、関西の彼女、九州の彼女といった具合で並行して付き合うような人間になってました。自分の中では、本命は関西にいる彼女なのですが、話せば喧嘩になり、お金もかかり、別れたくはないけどめんどくさいといった感情が芽生えてきました。つまり、私の中で、別れない状態で適度に本命でない彼女と遊ぶ、これが一番楽だということになりました。

 

今にして思えば、恋愛をしていたのではなく、恋愛という形式にこだわっていただけで、それ以上なにも得られない、楽しめない状態をいつの間にか作ってしまっていたのだと思います。

 


本命の彼女が私の下宿先にくるにしても、くるまでは非常に楽しみだったのですが、来てしまえば、しんどい現実(お金がかかる、楽しめるほどお金がないなど)がまっており、お互い付き合いは続けても、会わないほうが一番いいのではないかと考えるようになりました。
そのため、私は本命の彼女に対し、会わないで継続できる関係が一番いいと考えるようになり、それが今も私の中で根付いております。これが私の中での恋愛でのトラウマです。

Copyright© 過去の恋愛でトラウマになった体験談を男女に聞いてみた All Rights Reserved. Web Design:Template-Party